霜月祭り












冬の南アルプスの峰々から吹き下ろす木枯らしが山里の村々を吹き抜ける旧暦霜月(12月)の頃は最も太陽の光が弱まり、あらゆる生命の力が衰えるといわれ、招待した諸国の神々に湯を立て、お湯を献じ、自らも湯を浴びることによって新たな年の生命再生を願い、湯立て神楽により、神も人も生まれかわるという信仰を伝える祭りに行ってきました。
私は今回で3回目。その時だけは時間を忘れタイムスリップしていつの時代まで来たんだろうか・・・という感覚になります。
上村(神村)の下栗は小さな村、日本のチロルとも言われ急な斜面には豊かに実った野菜、お茶畑があり、この田畑を耕して皆、天に近づいて行くんではないかと感じる土地でありました。

今年もまたそこに息づく人々の繋がりや生命力の強さ、心の豊かさを感じられたことに、私自身も湯のしぶきをかぶり浄化され、生命力が増した気がします。

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